iMac寝不足問題対応で画面共有ポートを変更した

sleep

こちらのページで、一応の解決をみていた「iMacのスリープが頻繁に解除される」問題。最近になってまたもや発症し、今度は酷いことに2分ごとにスリープが解除される状況に。さらに夜中に再起動を繰り返したり。これはたまったものではない。画面共有はあきらめるかと思ったが、いろいろと調べていて画面共有のポートを真っ正直に5900番に設定しているからではとの情報に行き当たった。

コンソールでscreensharingdでフィルタしてみると頻繁のアクセスがwww

こりゃいかんわとポート変更をすることに。

macOSの画面共有のポート番号の変更は
/System/Library/LaunchDaemons/com.apple.screensharing.plist
で行えるようだ。

ただSystemディレクトリがOS X10.11以降に導入されたrootlessの対象になっているようで、そのまま書き換えることはできない。ファインダ拡張アプリのXtraFinderがrootlessの所為で使えなくなった時に対応した方法で書き換えを可能にして対応。
その方法はMacをリカバリーモードで起動して、ターミナルで下記のコマンドを実行

csrutil disable

で、再起動したらターミナルのエディタでcom.apple.screensharing.plistを開く。

sudo nano /System/Library/LaunchDaemons/com.apple.screensharing.plist

そして

<key>SockServiceName</key>
<string>vnc-server</string>

のvnc-serverの文字列を任意のポート番号(49152番 – 65535番の間)に書き換えて保存。

あとは、もう一度リカバリーモードで起動してターミナルで

csrutil enable

を実行して再起動すればrootlessは有効になる。

次にAirMac TimeCapsuleのポートフォワード設定で「画面共有 ー VNC」のTCPポートの番号を5900から設定したポート番号に変更。

さらに、セキュリティソフトのESETのファイアウォール設定で設定したポート番号を通るように追加。

この手順でポート変更を完了。

で、結果は

・・・とっても静かになりました、

   物音一つしまへん・・・

外出先からiPhoneやiPadの画面共有アプリでも問題なく繋がるし、

とりあえず、これで解決・・・かな(^_^;