豊かなる一日

吉田拓郎のアルバムからその中の一曲を取り出して、思い出を書き留めていきたいと。
その最初は『豊かなる一日 ~TAKURO & his BIG GROUP with SEO』

とにもかくにも、一曲目。
肺がんによる休養から復帰したライブでのオープニング曲の「今日までそして明日から」。
これには泣いた、いや心が震えました。

生ギターの弾き語りで始まり、サビではBIG BANDの音がどぉ～んと。
もう本当に興奮した記憶があります。

大阪でこの復帰ライブ「TAKURO & his BIG GROUP with SEO 〜豊かなる一日〜 」にもいって生で触れたのですが、
癌からの復帰ライブだったのに東京で1日2公演という幕開けで、マスコミでもずいぶんと露出があったのでオープニングがこの曲とはネタバレしていたにもかかわらず、本当に大興奮でした。

で、翌年発売されたのが、この2003年のツアーを収めた2枚組ライブアルバム『豊かなる一日。あらためて聽いてみてさらに興奮。なんどもなんどもこの部分を繰り返し聴いた記憶があります。

amazonのレビューにもこんな感じで投稿してました^^;
「オープニングのこの唄につきる。
弾き語りから始まり、サビでドーン！とビッグバンドの豊かさ。
この唄に、このステージのすべてのストーリーがある。
泣けた。」

あの事件で釈放された後のあの魔の神田共立講堂でのライブでのこの曲を想起させますが。
でもね、まるで、この唄はこの日のことを予感して、この日のために作った唄じゃなかろうかと思えるんです。

・・・そして最後に、「人生を語らず」とくるんだもの。

アルバム名：豊かなる一日
リリース：2004年3月24日
wikipedia